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経営戦略のバイブル

第120号【差別化の方法】

身近な話題から勝ち方の原理原則を考えるコラム
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■ランチェスターで斬る〜差別化の方法〜■■■
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▼差別化マインド▼


差別化はありとあらゆることで取り組むべきものです。
特に顧客と接する事柄は差別化しておかなければなりません。
たとえば会社名や名刺一つとってみても工夫の余地はあるはず。

福永の会社の名前は「戦国マーケティング株式会社」です。
「戦略」ではありません。「戦国」です。 
たぶん世の中で我社だけでしょう、戦国なんて、ぶっそうな名前の会社は。 
なんで、わざわざ、こんなヘンテコリンな名前にしたのか。 
その理由は下記にて。
http://www.sengoku.biz/profile_yurai.htm 

信念の裏づけはありますが、見栄も外聞もなく生き残るために「差別化」したというのが本音。


社名につく株式会社は「前株」と「後株」、どちらでいくべきか?
その答えは、なんのために私たちは差別化しているのかを考えれば、導かれます。

顧客に覚えてもらうためではないでしょうか。
だったら、社名が先にきて、後に株だと思いませんか。

それなのに、なぜか世の中の会社の7〜8割は「前株」です。
こんな状況だから「後株」にするだけでちょっとした差別化になるのです。


名刺も出会い頭に有効な差別化の武器です。そのことは半年前に書きました。
http://www.sengoku-blog.biz/mt-cgi/archives/2005/08/post_79.html 


このようにありとあらゆることが差別化できるはずなのです。
差別化には、まずはアマノジャク的な差別化マインドが必要です。


▼Meタイプ発想▼


人並みではイヤ! 自分並みでいこう、と発想する人からすると差別化マインドなんて、言われるまでもなくあるものなのですが、そういう性格タイプと、他人並みを志向する性格タイプが人間にはいるというのです。

先週号でも紹介したセラピストの石井裕之さんの著書「ビジネスコールドリーディング」によると
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534040393/sengoku-22/ref=nosim

人間には「Weタイプ」と「Meタイプ」がいます。

Weタイプとは「私たち」をベースに物事を考え、感じ、行動する人。
他人との距離感が近く、他人並みを求める。
概念や数値よりも具体的な「実例」で物事を理解したがる。

Meタイプとは「私、個人」をベースに物事を考え、感じ、行動する人。
他人との距離感が遠く、他人との違いを求める。
極めて論理的で感情的な表現を嫌い、事実を正確に理解したがる。


ここからは福永の考えですが・・・

日本の会社は“村社会”的な意味合いで、協調性の高いWeタイプを求めます。
Weタイプ人が出世し、意思決定者になります。

一方、Meタイプ人は組織人としては付き合いが悪く、気難しい人。
創造性の高さで一部では圧倒的に好かれるかもしれないが、全体的には不人気。
だから出世せずに、企業の重要な意思決定に参画できない。

Weタイプ人が意思決定するから、日本の会社は戦略上最もやってはならない弱者が強者の追随・模倣をしてしまうのです。


つまり、日本の会社はほっておくと追随商法をするので、弱者は、そのことをよくよく自覚し、弱者の基本戦略は差別化であることを徹底させなければなりません。 まずはマインド・セットから。


▼6大テーマと「捨減増加法」▼


マインド・セットができたら具体的に取り組みます。
差別化はいろいろな小技がありますが、小技の前に、本筋の部分から取り組むべき。

差別化は次の6つのテーマから発想するのが王道です。

1 商品
2 価格
3 流通
4 販促
5 サービス
6 地域

1〜4はマーケティングの4Pで、4P+2つで福永は6大差別化テーマと呼んでいます。

これら6大差別化テーマについて、具体的にどのように差別化するのか、その発想方法が118号「捨減増加法」、119号「数は力」、120号「イナバウアー」と3回連続して書いてきたことです。
http://www.sengoku-blog.biz/

競合会社、競合商品とポジショニングマップをつくるなど比較検討しながら差別化します。


次号後編では、差別化しても強者がミート(追随・模倣)してくることに対していかに戦うのか、について書きます。ご期待くださいね。


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投稿者 戦国マーケティング : 2006年3月 8日