![]() |
ランチェスター戦略を伝道する福永雅文の公式サイト |
| 会社概要|お問合わせ |

身近な話題から勝ち方の原理原則を考えるコラム
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ランチェスターで斬る〜熱燗(あつかん)の逆襲■■■
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
▼日本酒凋落の元凶=熱燗▼
日本酒は、日本の酒というくらいですから、酒といえば日本酒。
長らくアルコール分野の「強者」として君臨していたのですが、焼酎にその座を奪われ、今ではアルコール分野の「弱者」となってしまいました。
そのことは以前書きました。「焼酎VS日本酒」
http://www.sengoku-blog.biz/mt-cgi/archives/2005/03/post_55.html
なぜ、日本酒は長期低落傾向に陥ったのか。
それは「醸造用アルコールたっぷりで人工的に作られたマズイ日本酒」の責任です。
マズイ上に、悪酔いし、二日酔いする。これでは誰でも嫌がります。
そこで出てきたのが「地酒・吟醸酒」です。
これは旨い上に、悪酔いも二日酔いもしません。
ですから、誤解を恐れずにいうと日本酒には「全国区メーカーのマズイ醸造酒」と「地方区メーカーの旨い吟醸酒」があって、マズイほうは熱燗で、旨いほうは冷酒で呑まれています。
ですから、福永は普段は真冬でも冷え冷えの純米酒や吟醸酒を呑みます。
でも、ちゃんとした居酒屋ではときには熱燗も呑みます。
熱燗に適した日本酒が吟味されていて、絶妙なあったかさになっているからです。
家庭では、この温度調節が難しい。
上は熱すぎ、下はぬる過ぎとか、ちびちび呑んでいるうちに冷めたり・・・と、うまくいかないし、熱燗に適した旨い酒というのが、なかなか見当たらないのです。
たまには熱燗を家でも楽しみたい、と思っていた今日この頃、衝撃的な出会いを経験しました。
▼衰退市場の需要創造方法▼
それは、福井が生んだ地酒界のスーパースター「黒龍」の燗酒専用の大吟醸と吟醸。
大吟醸をお燗するなんて、お前はアホか、と思われても仕方ありません。
私自身、そう思っていましたから。
吟醸酒は、一般に燗を前提としてはいないため、燗をつけると華やかであるはずの吟醸香が鼻につき、味のキレもなくなります。
だから、吟醸酒を熱燗にするのは酒に対する冒涜行為としてアホ呼ばわりされても仕方がないのです。
ところが、この燗酒専用の大吟醸・吟醸は天下の黒龍の威信をかけて開発したというのです。
http://www.kokuryu.co.jp/brew/kan.html
http://www.nipponnosake.com/topics/kuzuryu.html
黒龍ファンの福永としては、そこまでいうなら、呑んでみたいが燗をつけるのが難しくて・・・と迷っていますと
そうしたら酒屋さんが、そんな貴兄のために開発された家庭用燗つけ器「燗たのし」をセットでいかが?と。
これなら、難しい温度調節も適温の維持も簡単。見栄えもオシャレ。
http://www.nipponnosake.com/topics/index.html
毒くらわば皿まで。私も腹をくくりました。
黒龍がそこまで、はじけたことをするなら、徹底的に付き合おうと。
結果、大正解です。
「燗たのし」は楽しいですよ。大吟醸もいいかんじ。
もちろん、悪酔いなんてしませんし、二日酔いもありません。
(家ですから2合しか呑みませんが)
日本酒凋落の元凶といわれた熱燗が、黒龍の手によって見事に甦りました。
衰退市場も一工夫で新たな需要を創造できます。
ろくなライバルがいませんから、一人勝ちできます。
黒龍に一つ、教えていただきました。
ごちそうさま。
投稿者 戦国マーケティング : 2006年10月25日