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身近な話題から勝ち方の原理原則を考えるコラム
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■ランチェスターで斬る〜2007年問題は風林火山で■■■
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▼視聴率がとれそうもないが▼
07年のNHK大河ドラマ「風林火山」は井上靖の不朽の名作「風林火山」を原作としたドラマです。
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101063079/sengoku-22/ref=nosim
その主人公は武田信玄の軍師を務めた山本勘助。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%8B%98%E5%8A%A9
玄人受けはするけれど、素人からするとなじみが薄く視聴率がとりくにくい山本勘助をNHKは主役にもってきました。
武田信玄や上杉謙信、真田一族など、もっと視聴率がとれなそうなタレントが同時代、同地域にいるというのに。
また、近年の研究では史実の勘助は「軍師」というほどの地位ではなかったことが定説化されつつあります。ですから、若い歴史マニアは勘助を評価していません。
それに、井上靖の原作だけでは短すぎて1年間のシナリオは書けません。
不明な前半生を創作することになるでしょうが、史実にない展開が長すぎると大河ファンも、ついてきません。
さらに、主役の「内野聖陽(うちのまさあき)」もNHK好みの実力者で玄人受けするが、今年の仲間由起恵のように視聴率的な実績はありません。
準主役級の信玄役と由布姫役が世間的には無名。
・・・と視聴率を民放並みに気にしているNHKとしては実にリスキーなやり方を選んだといわざるをえません。
それでも、福永は07年に風林火山をやる意味があると思います。
▼熟年世代の定年コンサル起業物語▼
その理由は、いわゆる「07年問題」です。
団塊世代の退職が来年から、本格的に始まります。
大定年時代を迎えますね。
井上靖が描く勘助は駿河で浪人暮らしをしていましたが50歳を過ぎて武田家に仕官し、信玄の軍師となった「遅咲き」の人。
「人間五十年」といわれた戦国時代。信玄も謙信も50歳前後に亡くなっています。
当時の50歳は現在の60歳以上に相当するでしょう。定年後の第二の人生ですね。
そして小説上の勘助は軍師です。
これは現代で例えるならコンサルタントや士業ですね。
つまりドラマ風林火山は「熟年世代の定年コンサル起業物語」と置き換えることができるわけです。
「07年問題」は、企業にとってはたくさんの暗黙知をもったベテランの喪失や退職金負担問題です。個人にとっては働きがい・生きがい問題であり、年金までの経済問題です。再就職や起業、または仕事以外の生きがい探しが07年問題です。
コンサルタントとして起業する選択肢もあるでしょう。
前号の「お奨め本」で紹介した下記の本が、定年コンサル起業のすすめ、です。
■週2、3日働いて1000万円稼ぐコンサル起業術(松林光男)■
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478733376/sengoku-22/ref=nosim
▼今、どんなときを、戦っていますか?▼
遅咲き、大器晩成といえば、北条早雲が有名。
70歳を過ぎてから「国盗り」をしました。
ですが、これは定年後、起業して大会社となったパターン。
人生二毛作、生涯現役といえば、伊能忠敬なんかもイメージします。
商人を隠居後、勉強して全国を歩き地図をつくりました。
ですが、これは定年後、趣味の世界で第一人者になったパターン。
「コンサルなどの定年スモールビジネス起業」のモデルとしては、やはり山本勘助がベストではないでしょうか。
視聴率ばかりを気にせず、07年だからこそ、勘助を!
という心意気がいいじゃないですか。
読者諸兄、来年の「風林火山」をぜひ、そういう目で見ていただきたいのです。
まずは原作をお読みになることをお奨めします。名作ですよ、これは。
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101063079/sengoku-22/ref=nosim
☆今回は大河ドラマ・風林火山が07年に放送されることを「熟年世代の定年コンサル起業物語」と置き換えると、面白いという話でした。
大河ドラマを見てやってくれのようなところも、なきにしもあらず。ゴメン。
でも、一つ感じてもらいたいのは、ビジネスは「とき」という概念が大切。
読者諸兄のビジネスは「今、どんなときを、戦っていますか?」時代感、歴史観をもって戦う人と、そういうことを考えない人は違うのではないでしょうか。
私は、大手寡占化、弱小の淘汰がすすむ弱肉強食時代という「とき」をとらえ判官びいきの精神で「弱者逆転」の使命感で戦っています。
投稿者 戦国マーケティング : 2006年11月22日