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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第218号━2008/06/18━━━
ランチェスター戦略『一点突破の法則』 31,157部
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ランチェスター戦略コンサルタント 福永雅文 発行
(1)ランチェスターで斬る・・・「ランチェスター戦略の結論」
(2)お奨め情報
(3)近況報告・・・「まぐまぐ」で本誌が紹介されました
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《好評CD》渡部昇一の「リーダーと参謀」
成長続ける組織での「リーダーと参謀の役割り」とは何か。
戦国時代から現在にいたる日本や、西欧の覇権争いの歴史を
鑑みながら勝ち続ける組織の原理原則、リーダーの生き筋、
指導者のあるべき姿を説く
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リーダーたるものの持つべき人は三種あると、
名著「現代の帝王学」を記した伊藤肇先生はいう。
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第一に「原理原則を教えてもらう師」
第二に「直言してくれる側近」
第三に「よく幕賓(ばくひん、アドバイザーのこと)」
渡部昇一先生の「参謀」は、このいずれにも当てはまるもので
リーダーと参謀の本質を私たちに教えてくれます。
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湿気の多い、うっとおしい日々が続きますが、お元気ですか。
小が大に勝つ弱者逆転を使命とし、一点突破のマーケティングである
「ランチェスター戦略」を伝道しているコンサルタントの福永雅文です。
前号では父親が亡くなったことを書きました。
多くの方に、メールをいただきました。
ありがとうございます。
父から子供の頃、教わった「小が大に勝つ方法」が
今日、私がランチェスター戦略コンサルタントになる原点のように思います。
父は海自の将校を育てましたが、私は戦略でビジネス戦士を応援しています。
さて、その「小が大に勝つ方法」は、いずれ、いくつかの法則として体系化し
発表したいと思いますが、その、最も大切な法則は、実は4年半前の
本誌の創刊号に、書いています。
http://archive.mag2.com/0000123558/20040126224000000.html?start=220
冒頭の「このメルマガの趣旨〜ごあいさつを兼ねて〜」に書いています。
「どんなことでもいいから、一番になりなさい」
「一番化」が小が大に勝つ第一の法則であることは間違いありません。
そして、ランチェスター戦略の結論もまた、「No.1主義」です。
今号では、ランチェスター戦略の結論「No.1主義」について書きます。
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(2)ランチェスターで斬る ■ランチェスター戦略の結論■
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なぜ、単なる一番ではダメで、「No.1」でなければならないのか?
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ランチェスター戦略の結論は「No.1主義」です。
販売目標にゴールを設定するならば、それは2番手を圧倒する
ダントツの一番になること。
このダントツの一番のことを、単なる一番と分けて、
ランチェスター戦略では「No.1」と呼んでいるのです。
では、なぜ、単なる一番ではダメで、
「No.1(ダントツ一番)」でなければならないのか?
それは一番であっても二番との差がわずかな場合、
二番手はなんとか一番になろうと必死で戦います。
値引きや過剰なサービスなど営業経費が増えるのに粗利益は増えない
厳しい消耗戦が繰り広げられます。
これでは二番も儲かりませんが、一番も儲かりません。
では、一番が二番を引き離すダントツの一番になったら、どうでしょうか?
二番は、一番と張り合っても、体力的に、もたなくなるのは二番手だと
気づきます。消耗戦をしても負けるのは二番であると。
一番手とまともの張り合うことを避けて、住み分けを考えるようになるはず。
このとき、この消耗戦は終結し、一番手は安定的に高収益をあげることが
できるようになるのです。スゴロクの「上がり」のようなもの。
従いまして、単なる一番は戦いが終結した状態ではなく、
「No.1(ダントツ一番)」になることがゴールになるのです。
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どこまで引き離せば「No.1」といえるのか。
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では、どこまで引き離せば「No.1」といえるのか。
それは「3:1(サンイチ)の法則」から導き出されました。
「3:1の法則」とは、敵の3倍の物量で戦えば、
まず間違いなく勝てる、という戦争法則です。
赤穂浪士の大石蔵内助も、第二次世界大戦でゼロ戦と戦った米軍も、
この法則に従って3:1の兵力比で戦い勝利したといわれます。
この3:1の法則は、敵と味方の力関係(マーケット・シェア)を
局地戦の場合は3倍、総合戦の場合は2乗して3倍(=√3倍)の差をつけたとき
その差は、まず間違いなく埋まらない、という理論に発展します。
「射程距離理論」といいます。
(なぜ、2乗して3倍となるのか。それはランチェスター第二法則が
兵力数が2乗倍することから裏付けられます)
この「射程距離理論」を当てはめて、2位に対して
局地戦では3倍、総合戦では√3倍の差をつけた1位を「No.1」と定義しました。
具体的には「客内の単品のシェア」「町丁目などの極めて狭い地域内シェア」
の場合は3倍差、そのほかは総合戦とみて√3倍差(約1.7倍差)です。
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なぜ、「No.1」になるとよいのか
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No.1になるメリットは、前述の「儲かる」ということに尽きますが、
どのくらい儲かるのか。従業員一人当たりの経常利益は占拠率の2乗倍に
比例するとの調査報告もあるくらい、圧倒的に儲かります。
なぜ、そこまで儲かるのか。もちろん2番手がまともに張り合わなくなるからですが
「プライス・リーダー」になれることも、大きな要因です。
昨今の値上げラッシュ。業界でどの会社が一番初めに値上げしているのか。
どの会社が一番高く値上げしているのか。
これを調べますと、やはり業界で一番、地域で一番の会社が一番初めに
一番高く、値上げしていることがわかるでしょう。
二番手以下は、一番がいつ、いくら値上げするのか、見極めてから便乗します。
価格主導権をもつことができるのは一番なのです。
ブランド化が進み業界の代名詞になります。
○○といえば□□と第一想起率が高まり、顧客のマインドシェアが高まります。
このような「1位極大化の法則」が働き、ますます儲かります。
こうして儲かった収益は、企業の拡大のための投資にまわされます。
ますます大きくなるのです。また、新規事業分野にも投資されますので
持続的な繁栄を遂げることにもなります。
そのほか、様ざまなダントツ効果があるでしょう。
・信頼が高まり情報が集まるので顧客のほうから寄ってくる
倒産や撤退があれば、その顧客はNo.1企業から仕入れるようになる
・取引先、金融機関、地域社会などから応援を受けやすい
・社員が自信と誇りを持ちやすく、採用面、教育面、定着面で有利
・業界の地位向上へ主導的な役割を果たす
企業の社会的役割を果たす
自社の理想(理念)の実現への最短コース
では、どうすればNo.1になれるのか?
それがランチェスター戦略の実戦体系ですが
また、別の機会に解説しましょう。
拙著をお読みいただければ、わかります。
●ランチェスター戦略の実戦体系は
「ランチェスター戦略『弱者逆転』の法則」(第1作、11刷突破)
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534039107/sengoku-22/ref=nosim
「ランチェスター戦略『一点突破』の法則」(最新刊、4刷突破)
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534042027/sengoku-22/ref=nosim
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(2)お奨め情報
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●大名屋敷の謎(安藤優一郎)
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4087204464/sengoku-22/ref=nosim
本誌で、出るたびにご紹介している歴史家・安藤優一郎さんの新刊。
江戸時代は食物自給率100%、無農薬有機肥料だったわけですが
それを支えた貴重な資源「肥え」は、有料で農家に引き取られていました。
しかも、家によって「肥え」の品質?に違いがあり、値段も違っていたという。
どんな家が、最も高く評価されていたのか。
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(3)近況報告 「まぐまぐ」で本誌が紹介されました
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「まぐまぐ」で本誌が紹介されました。
といっても、書評として。
以前、歴史小説「のぼうの城」が、おもしろかったと書いたことが
「話題の本」として、取り上げられました。
メインコンテンツのほうが、おもしろいと思うのですが・・・
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発行人 : ランチェスター戦略コンサルタント 福永雅文
戦国マーケティング株式会社 代表取締役
■サイト : ビジネス戦士応援サイト≪戦国マーケティング≫
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*転送は自由です。どんどん転送してお知り合いにお奨めください。
ただし、引用して使用なさる場合は発行人までお申し出くださいませ。
*謝辞
ランチェスター販売戦略は、昭和45年に故田岡信夫先生が
ランチェスターの戦争の法則から初めて導き出したビジネスの戦略思想です。
「勝ち方には一定のルールがある、その基本的思想をランチェスター法則
から学び取れ」が先生の一貫した主張でした。
そして先生は、ランチェスター法則をすべての戦略哲学の中核に据え、
複眼的で弁証法的な発想と、知的な論理の展開法を重視し、
今日のランチェスター販売戦略の全体系を築きあげました。
本誌発行人・福永雅文は本誌を発行するに当たって
先生の先駆的業績に敬意を払い、ここに衷心より感謝の意を表明します。
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◎ランチェスター戦略『一点突破』の法則
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